弊社スタッフが交替でお届けする、ときに鋭く世相を斬り、ときに緩やかにあなたを癒す珠玉(?)の時事エッセイ。お仕事中の息抜きなどにお読みいただけたら幸いです。
2009年 明けましておめでとうございます。
昨年は、多くの方々にご指導、ご鞭撻を賜りました。厚く御礼申し上げます。
本年は厳しい経済環境下でのスタートになりました。回復予測出来ない深淵に陥って、明るい光が見える位置まで浮上できるのはどの位時を要するのでしょうか。
それでも弊社は存続して行かねばなりません。この世界規模の経済危機を最初にして最後の試練と捉らえ、翻訳ドキュメンテーションが存在する限り、安心して業務委託が出来る会社で居続けられるよう弊社員一つになって務めます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

2009/01/05 第10回  日本のこれから

昨年は総理大臣の交代劇が二年連続して起き、国政不在異常で不安定な年でした。バブル経済崩壊後の長く暗いトンネルは、国民が肌で感じないままトンネルを抜けていたといわれ、戸惑いました。6年半も続いたと公表された好景気は、国民一人ひとりに何をもたらしたのしょうか?
上場企業の長期連続増収増益で何が変わったのでしょうか?
当、築城通信では、社会現象の一部を取り挙げ表わしてきましたが、すべて繋りがあると考え、月一回のペースで掲載しました。2008年の最大かつ最重要な問題は、私たち一人ひとりが、この日本国は、どうあるべきかを探し求めなければならない、思考しなさい。と視えない空気が後押しをした年です。

閉塞感で溢れる現代日本社会に決定的に欠如していることは、
・戦争を負の記号でしか語っていない。しかし、それでは戦前、戦中の歴史を語ることはできない。したがって、戦後を語ることも実は出来ない。
・人間は個人として生きるだけではどうにもならないということを、何らかの全体というものがなければ人間は生きていけないということを意味します(・・・忘れている)。(西尾幹二著真贋の洞察)

戦後63年経過し、特に過去20数年前よりの日本人の心の変化は、現代を映すものだと考えます。2008年は年金、医療、介護、経済の営み、教育、少子化そして核を含む安全保障等々、国家即ち私たち一人ひとりの"生"の根源に係わる諸問題が噴出しました。前記の言葉を消化しながら国をはじめとし、私たち一人ひとりが"日本のこれから"に真剣に立ち向わねばならないのです。
本年はこれらを芯に表わしていく予定です。