弊社スタッフが交替でお届けする、ときに鋭く世相を斬り、ときに緩やかにあなたを癒す珠玉(?)の時事エッセイ。お仕事中の息抜きなどにお読みいただけたら幸いです。

2011/08/01 第44回  醜態!日本の宰相・菅直人


日本の近現代は、米国の日本征服の野望を背負ったペリー提督率いる黒船艦隊が東京湾に入って来た時点から始ったとする考え方に小者は同調するものである。1853年はThomas Alva Edisonが白熱球を実用化する26年前のことである。
この近現代の日本国の歩みには常に密接に繋り、寄り添ってきたのがエネルギー技術である。
日本の産業の変遷、技術の進歩、そして国民生活の質的向上、すべてこの日本社会を動かしてきた源は電力である。故に、電力生産は民主資本主義のバロメーターである。そして、日本国の近現代史のなかで電力創生は国が存続する為の基礎条件である。
我々日本国民は、このことを意識して認めなくてはならない。そこからでしか、日本のこれからのエネルギー政策は語れない。

現在、日本の電力エネルギー源は石化燃料(石炭、LNG、石油)と原子力で電力供給量の90%を超える。残り8~9%に水力を含む再生可能エネルギーという構成になっている。そして、2030年のエネルギー構成は、地球温暖化の因である化石燃料の割合を大幅に減らし(66%→26%に)原子力を倍の53%とする他、再生エネルギーを21%に増やす計画であった。2011年3月11日がなかったら、直進しただろう。
3.11大震災による福島原子力発電所の事故による機能停止は、meltdownを誘発し大事故となった。そして、発電事業者の東京電力、監視指導する保安院、原子力を大局的に考える委員会共、未曾有で初めての大事故に戸惑い、対応に多くの問題を表出させた。対して多くの批判が出てきたことも、これ必然である。しかし、考える視点を少し変えてみる必要があると考える。
“この事故は防ぎ様がなかった!”と。
そして、この事故を早く収束させる為に東京電力をはじめとする原子力発電所関係専門の人々が結集して対処することである。その為に政府は強いリーダーシップを以って纏めなくてはならなかったのである。これもあれも出来なかった!
最悪は、政治の不作為による様々な悲劇の発生である。先月にも現在何が求められているかを示した。
1.優先順位をきちんと決める。
2.多様な意見に耳を傾ける。
3.熟慮を重ねた上で難しい決断から逃げない。
この3点さえ理解せずに、菅直人左翼宰相は多くの国民から、そして仲間達から“否”を突きつけられているのである。
何故?なのかは改めて語ることもない。本人も目処がついたら次世代に交代すると宣言して不信任案を瀬戸際で否決してもらったが、その後の態度は開き直りの連続で見苦しい。醜態としか言い様がない。
辞任すると決っている宰相に、日本の将来像を語る資格も権利もない。
大震災後の菅直人が宰相としてとった行動、認識、哲学のなさは国を痛め損なうばかりである。この大震災に対する日本国の政治家、高級官僚、又経営者団体の無能振りは、目を覆いたくなるばかりである。大震災後の対応に追われるだけの日本。インテリジェンスに欠ける民主党左翼政権は、その隙間を更に拡げるばかりであるから、日本の水資源、富士山周辺の温泉地、そして今や文化的資産にまで中国マネーが食指しているのである。

3.11発生時、国会の予算委員会では菅直人の外国人からの献金問題でまさに追求を受けるところであったのだ。(同じ問題で前原誠司外務大臣は辞任したのである)
どうせ拾った命だもの、死ぬ気で日本の為、国民の為に働いてこそ、正しい日本人の政治家である。
菅直人左翼宰相は、自己の資金管理団体「草志会」が2007年-09年にかけて「政権交代をめざす市民の会」に6250万円を献金、同じ時期に民主党から「草志会」に1億2300万円が献金されていた。(これ税金である)問題は献金先の「政権交代をめざす市民の会」は「市民の党」が作った政治団体で、この「市民の党」は完全に左翼思想に固執する集団である。又、「市民の党」は、石岡亨さんと松木薫さんを欧州から北朝鮮に拉致したよど号ハイジャック犯の主犯、故田宮高麿と妻の森順子容疑者の長男を今年4月の三鷹市議選に候補者として擁立した。
市民の党代表酒井剛氏は菅直人の30年来の友人であるという。この流れからも菅直人が、拉致実行犯として韓国で逮捕され、死刑判決を受けた辛光洙(しんがんす)の早期釈放嘆願書に署名した事も、すべて繋がって行くのである。この実体から宰相菅直人は国賊である。

現代の政治家、官僚、そして企業経営者だけではなく、多くの日本人は“謝罪はすれど反省なし”醜態!は菅直人だけではなく、現在の日本人の姿勢に充てられる言葉か?!
反省しましょう!

小者、1月~6月の半年で約40mSvの放射線を医療機器で浴びている。原子力技術は発電所だけに供与されるものではなく、人類に貢献する技術にも関っている。
“脱原発依存”宣言は動もすれば日本の高い原子力技術を後退させかねない早計で稚拙な醜態!宰相菅直人の一人芝居!である。