弊社スタッフが交替でお届けする、ときに鋭く世相を斬り、ときに緩やかにあなたを癒す珠玉(?)の時事エッセイ。お仕事中の息抜きなどにお読みいただけたら幸いです。

2011/09/01 第45回  日本の夏 2011年は悪寒の夏!


2011年夏 東北・関東大震災後、はじめての夏である。
(個人としては東日本・・・と表現できない何かがある)
この地球上に拡がる異常気象の影響か、被災地は連日灼熱の陽が日陰のない大震災の爪痕に否応なく注ぐ。それに加え、被災地、被災者に一服の涼風を送る為政者が5ヶ月過ぎた今も、不在である事の無情を日本人は黙して胸に納め、“がんばろう!日本!頑張ろう!東日本!”の言葉だけが虚しく空を切る。

熱い夏、毎年迎える“敗戦の日”8月15日に国の為に戦い散った英霊、戦没者に哀悼の誠を捧げる情を持つ民主党左翼政権国務大臣は存在しない。これが民主党の本質である。大震災での犠牲者と比較することは出来ないが、国(家族)の為に尊い生命を捧げた人に哀悼の意を心から表わせない民主党政権に、震災で犠牲となった国民、被災した国民に“寄り添う”なんていう真情などあろうはずがない。
3.11は防ぎ様のない災害であるが、その後の経過をみれば国民広く納得のいく現実であろう。

民主党左翼政権が誕生して2年、質の悪い人物が議員バッチを付けて、威を借りた国賊として闊歩する図を幾度となく見せつけられた。

初代宰相 鳩山由紀夫の登場は、日本国解体への序曲であり、評価するにも値しない国賊である。次の宰相 菅直人は、本人満を期しての登場のつもりであろうが、所詮国家観など持たぬ人生を歩んで来た左翼ポピュリストには、戦後最大の国家の危機に国家のリーダーとして能力を発揮できない、気概も責任感もない戦後最低の宰相である。

この文は9月1日付で掲載される。その時には菅直人総理は辞任し、次の代表が決まり、自動的に総理大臣の顔が箝げ替わっている。議会制民主主義は既に制度疲労をおこしている。
菅総理が何日辞任すると発言する前から、マスメディアでは次の総理選びに奔走する。多くのマスメディアは自らの使命観を棚に祀りあげ、実際は国家解体へ疾走する民主党政権に協力してきたのである。反省することもなく。(民主党代表選挙立候補者の合同記者会見での組織に籍をおくジャーナリストの質の低さを嘆かずにはいられない)

この取り返しのつかぬ2年間であっても、光明がない訳でもない。それは震災に遭われた東北人(東日本人とはいわない)の品格を世界に知らしめた事を国民は誇っても良いと思う。又、稚拙な外交への国民の厳しい眼は、来春から4年間使う中学校教科書の採択が進むなか、「日本教育再生機構」のメンバーらが執筆した育鵬社の歴史・公民の教科書を採択する自治体が増えてきたことである。今日まで日本国を悪者に据え、領土問題も次代を担う子供に教えない教育環境が続いてきたのは、歴史認識を教育の視点からではなく、労働運動、政治闘争に持ち込んでいる団体が力を行使していたからである。そして、それらの団体を支援して来たのは民主党そのものである。又、近隣諸国に内政干渉まで許す国家にしてしまった戦後政治を担って来た政党、政治家の罪は重い。韓国大統領が“日本は正しい歴史教育を行うべきだ”と発言。
間違えないで下さい!
これは韓国にとって都合の良い歴史認識であって、日本国の認識とは絶対に相容れない。内政干渉されても毅然たる態度で抗議できない国家が日本である。多くのマスメディアも同根である。

育鵬社の歴史・公民教科書は、栃木県大田原市、神奈川県藤沢市、横浜市(10万人の中学生)東京都大田区、都立中高一貫校10校の中学課程、神奈川県立平塚中等教育学校で採択。沖縄県石垣市、与那国町、竹富町は公民教科書を採択。
これら採択した教育委員会、採択地区協議会には市民団体、メディア、県教育委員会等からの多くの組織的嫌がらせが発生するなかでの採択であり、国家観を取り戻し、育てる教育の第一歩を踏み込んだことは皮肉なことにダメ政治のお陰である。
(竹富町は採択地区協議会で採択するシステムから離脱、何があったのだろう?他社のを採択)

次期民主党左翼政権の頭に名乗りを挙げた人物は、野田佳彦、海江田万里、前原誠司、樽床伸二、小沢鋭仁、鹿野道彦、馬淵澄夫、この人達の共通点は何か?(樽床、小沢氏は立候補前に脱落)
“自分は日本国家をこういう方向に導きたい!”すべての人にこれが無いことである。期待値、極めて低い。
今の日本国は大震災復興・同財源確保、原子力発電所事故の早期収束、被害住民へのケア、原子力発電所建設技術の衰退懸念、新エネルギー再生効果の検証、日本国の歴史への真摯な姿勢確立、日本の安全保障、異常な円高、不安定な社会保障制度、挙げたら問題山積である。
戦後66年、初めての国家の危機である。放射能汚染による風評被害はあらゆるところにみられ、それによって困窮する日本人のみが表に出、自らが風評に便乗していることすら自覚しない日本人が大勢居る。民主党政権を誕生させてしまったのは戦後の日本人が、反日、自虐的国家観をもつ政治家・官僚・学者(文化人)が吹いた風に乗り、軽薄な民族になってしまった結果である。
歴史を学ばぬ民族に将来は無い!
今日の日本を創った風を吹いた各界の指導者は日本社会の表舞台から消えて頂きたい。
そこの貴殿、あなたです!

追記、民主党新代表に野田佳彦氏が選ばれ、第95代の総理大臣に選出された。野田氏は野党時代「首相の靖国神社参拝は、A級戦犯が合祀されていても問題ない。4回の国会決議で名誉は回復されており戦争犯罪人ではないからである」との見解を発表している。この歴史認識は、ブレることなく日本の舵取りをして欲しい。
菅直人総理は、この民主党代表選の渦中に「朝鮮学校への高校授業料無償化審査手続再開を唐突に決め、文部相(高木義明)を呼びつけ、一方的に指示した。これまでの菅直人の朝鮮絡みの問題を考えても、戦後最大の国難のA級戦犯は菅直人である。
自民党政権時のマスメディアの目に余る批判行為に比べ民主党政権の国家毀損に対する甘さは、国家解体への道筋か?
何故?菅直人を深く追求しない?!