弊社スタッフが交替でお届けする、ときに鋭く世相を斬り、ときに緩やかにあなたを癒す珠玉(?)の時事エッセイ。お仕事中の息抜きなどにお読みいただけたら幸いです。

2012/09/03 第57回  日本の熱い夏は終りぬ!


2012年夏、年々気温は高くなり猛暑となった地域や気温が話題となり熱中症関連情報、関連グッズで巷は占拠される。
灼熱の下で高校野球が開かれ、広島 長崎では平和宣言が出され、靖国神社では今年も総理大臣は参拝せず、自粛を呼びかける。そして日本の公共放送は8月15日の敗戦日前後には、戦前、戦中の日本国(軍部)が如何に悪く、間違っていたと公共電波を使って放映し国民を誘導する。
自然現象の変化は地球における社会情勢の変化と関連していると考えるが、隣国の大国の環境問題が我が国に与える現象と分かっていながら、因果関係を特定の国は認めようとしない。恰も、“苛めと自殺”の因果関係を被害者死亡で、苛めを認めようとしない教育関係者、警察、加害者関係者の如くである。
普段なら形骸化した平和宣言、靖国参拝問題等一連の催事で夏は何事もなく平穏に終わって行くのだが?!

今年の夏、英国・ロンドンオリンピックでは日本人選手の健闘が光り、参加史上最高数38個のメダルを獲得した。国民は8時間の時差を苦にせず応援したのである。
特質すべきは参加したアスリートを通して日本人の衿持、高貴なる精神を十分認識させて頂きました。彼等に共通するものは、具体的な内容で感謝する心を語り競技に臨み、努力して来た裏付けは、勝・負けに関係なく歓喜する姿勢として伝わり、多くの日本人に感動を与えずにはおかなかっただろう!
素晴らしいパフォーマンスをありがとう!日本人、捨てたものではない。

八月は最早、酷暑、惨暑にて表される状態が日常的であり、昨年の大震災での原発事故は将来の電力エネルギー源比率問題となり、国民の間に熱い論戦となり原発反対デモは暑さを更に増幅させる。民主党政権にエネルギー政策が無い故に原発事故を契機に安全保障の一角を占める電力源の方向性を民意に問う愚かさは先に取りあげた日本人の主体層B層に阿るB層政治家の誤ったメッセージである。(8月22日野田総理は菅直人・反原発デモ主謀団体と面談した。常識外である)

デフレ対策、大震災・原発事故に復興成果を挙げられない民主党政権を中心とする立法、行政の無為無策振りは日本国内問題に止まらず、外交における隣国悪友に暴挙を誘発させる起因となり、身も心も熱い夏である。

隣国韓国は低質な民族性を露した。大統領李明博である。
韓国の大統領として初めて日本国領土である竹島に上陸したのである。この暴挙は韓国の裁判所が慰安婦問題で政府が日本国に賠償請求しないのは違憲との判決から、京都での野田総理との会談で時間の大半を一方的に、この問題で詰問、「誠意ある措置」「解決策」を迫って帰国した。その時日本の野田総理は曖昧な対応をし、前原政調会長等は「知恵を出す」とか韓国に期待を抱かせ動かなかった。
それを口実にされ、日本国の反発を視野に入れ竹島上陸したのである。
(総理はこの後に及んでも未だ「・・・人道的見地から対応はやっている。そのフォローアップを含めて知恵を絞る」と国会で答弁。何処か?可笑しくない)
更に李大統領の竹島上陸の暴挙は、オリンピック男子サッカー3位決定戦日韓戦と歩調を合わせ、韓国の勝利にMF朴鍾佑は観客からプラカードを受け止り掲げピッチで騒いだ。
“独島は我々韓国のものだ!”
“銅メダルはわれわれのものだ!”
嘗て、日韓男子サッカー国際試合で韓国選手は歓喜の余り?“猿”の真似をして騒いだ。
猿は日本では大切な家畜を守る神として崇めて来たものであり日本人を侮蔑する行為なり。
犬を擬人化したCMが人気となっているが(犬の表現は蔑視表現)朝鮮人は秘かに失笑しているらしい。(そういえば経営者は・・・)
今更ながら朝鮮民族の低俗性に呆れるが、李大統領の発言竹島上陸に韓国人は「自国の領土に行くのに何で日本に伝えなくてはならないのか?」(ロシアのメドベージェフの北方領土訪問の常套句でもある。日本はさぞ怒っているだろう!これも同じ)
更に政府高官は日本側の抗議に「盗っ人もたけだけしい!」
「韓国への残忍な植民地支配について反省もせずむしろ独島への根拠のない領有権主張で韓国民の怒りを買っている」とも発言している。
日韓基本条約締結時に朝鮮人個人に対する補償については政府間で決着済であり、竹島の領有権の決着は韓国政府の「自国に解決すべき問題としての認識あり」を確認して基本条約を締結したのである。
それを時代と共に反故にし、施設等々の建設を進め、実効支配を更に尖鋭化して来たのである。

慰安婦問題を外交カードにしてしまったのは日本人である。
火元は朝日新聞で時の政府は韓国側に責められ、検証をしない侭 謝罪した河野洋平である。国を売った人物達である。
(何時、どの総理大臣が河野談話を否定出来るのか?)
日韓、日中間の相入れない問題は歴史認識の問題である。
韓国は歴史を語るに真実を偏向し教育の柱とする。
中国は歴史を語るに真実を歪曲して程造し教育の柱とする。
日本は歴史を語るに真実を曖昧に暈して、勝手な解釈を助長して来た社会ゆえに外交姿勢定まらず。間違った教育の代償は大きい! だが歴史認識の共有だけはあり得ないと信じている。

香港の反日活動家団体「保釣華人行動委員会」の尖閣の魚釣島への上陸宣言・上陸行動は日中間で秘かに事後処理を話合っていたと思われ、罪を問わず〝強制送還〝で幕引きである。厳正なる処分の正体みたり!
原則として強制送還費用は送還する国の負担であり“税”である。
それよりも、日本政府・官僚の国家観なき為政者の本質見たり! この件は別の機会に申したく。

今回は李大統領暴言で許容してはいけない問題を申さねばなりません。
「日王が(天皇陛下でしょうが)訪韓したいなら、独立運動で亡くなった方々に対して心から謝罪する必要がある。」
「痛惜の念」などの単語ひとつをいいに来るなら訪韓の必要はない
(ハングルでは痛惜の念などという言葉の意味わかるまい。単語ではない)
何故容認できないのか?
1. 他国の元首に対する礼を逸した李明博を頭に冠く朝鮮民族の非礼全般
2. 朝鮮国の近現代の真実を正視せず、中華の属国たる朝鮮民族が大和民族を蔑視して来た貧しき精神
3. 朝鮮半島は侵略したのではなく国際的に認められた併合である。
我が国の援助、後押しによって朝鮮は遅くればせながら近代化への路を辿ることが可能だったのである。
それまでの朝鮮は欧米人の眼には家は掘立小屋、上下水道整備はなく悪臭を放つドブ、女には名もなく、奴隷制も生きていて、民の4割を占める。両班制度の悪弊が朝鮮を「内部から改革は不可能」と喝破する。米国も朝鮮にあった米国公使館を閉鎖した。「国交断絶」である。朝鮮の抗議に「統治能力もない。国じゃない」と答えたという。

そんな情勢下でも独立党人を通して朝鮮近代化のための指導と援助を惜しみなく与え、「凡そ朝鮮人といえば満腔の同情を惜しまない」福沢諭吉も遂に脱亜論を発表。(明治18年3月)
「今日の謀をなすに、我が国は隣国の開国を待ちて共に亜細亜を興すの猶予あるべからず、寧ろその伍を脱して西洋の文明圏と進退を共にし、その支那朝鮮に接するの法も、隣国なるが故にとて、特別の会釈に及ばず、正に西洋人が之に接する風に従って処分すべきのみ。悪友を親しむ者は、共に悪名を免るべからず。
我が心に於て亜細亜東方の悪友を謝絶するものなり」
「独立の気力なき者は邦を思ふこと深切ならず」
独立の気概なき民族は到底国を興し、独立を勝ち取る見込はない。と福沢諭吉は感じていたのである。
明快な「支那朝鮮」に対する断呼たる決別宣言である。
それでも朝野の人士福沢諭吉等は独立党を指導、支援した。
金玉均、朴永孝幹部との関係は、2010.4.1第28回 日本の歴史外交 危うし! に記述しているので参照して下さい。
この時代の朝鮮の歴史的課題を当時の朝鮮の為政者も戦後の為政者も全く見えていない。
独立を忘れた事大主義と内訂絶えることなき朝鮮の改革こそアジア復興への第一歩なりとの当時の日本人の認識は間違っていなかった事も我々は学ぶべきである。
日本人は金玉均らを「援助」したのだと言い、朝鮮人は金玉均らは日本に「利用」されたと言う。この表現のズレこそ正しく日韓の歴史認識の違いである。

このズレは朝鮮民族が自邦の辿って来た長い歴史の中で何故現在の豊かな社会を築けたのか!プロセスを衿を正し学ばねば我が国と歴史を共有する事等永遠に得られない。
李明博は3才まで日本に在住、知日派(親日派とは異なる)と位置づけられていたが、この評価にどんな根拠があったのか?
ここが戦後日本人の単純な精神構造である。
今回、李明博が独立運動で亡くなった人々とは誰を指すのか民主党政権、マスメディア、左派文化人は言及しない。出来ないのであろう?

日韓がタブーにする半島の歴史(室谷克美著から)
「戦果(利)さえ大きければ手段は問わない」のがテロではないか。
韓国では「近代史の英雄」とされているのは安重根(アンジュングン)尹奉吉(ユンボンギル)だ。(安重根については第28回で記述)韓国では潜水艦を「海の刺客」と言う。2008年進水の潜水艦に「安重根」と命名した。
「テロリスト=悪」の価値観は、この国に存在しない。
尹奉吉は1932年上海事変の停戦協定をまとめ、調印を残すだけとなった、4月29日天長節(天皇誕生日)、上海の日本人居住地域にあった虹口公園で開催された祝賀行事に爆弾を投げ込み、官民、軍人多数を殺傷した。二人はテロリストに他ならない。特に尹奉吉は民間人を巻き添えにした無差別爆弾テロ犯だ。だが韓国では尹奉吉もまた「殉国の義士」として顕彰事業が続けられている。
(この爆弾テロで重傷を負った外務官僚は7日後調印を(5月5日)済ませた後右脚切断手術をする。敗戦時ミズーリー艦上で敗戦受諾署名した人物である。後、国連加盟時国連で演説をし、絶賛されたのもA級戦犯とされた重光葵である。)
2007年12月19日ソウルで尹奉吉没後(日本によって死刑)75周年の追悼式が行われた。これを主催したのは「尹奉吉義士記念事業会」であり、会長は何と李明博(当時ソウル市長)である。李明博が親日派だなんて何を根拠に日本人は言う!?

平気で恩を仇で返す朝鮮民族の習性に多くの日本人は気付いていない。
米国は自国の都合に合わせて平気で歴史を歪めて来た。
日本が残忍な奴隷国家だと言ったのも米国の都合が生んだ嘘である。米国が公平で正しい国なんていう幻想は早く捨てること。ハワイの米国領への移行も合併というが侵略である。(真実を識ることも大切である)
僅か150名の海兵隊を使って、女王を追放したのである。
当時の日本人は実体を識っていたのである。
米国は自らの体制を虚構を以って覆い被せるのが得意な国である。即ち奴隷制度を先進国としては最後迄維持して来た国が、日韓の慰安婦問題を性奴隷と言い換えて表現する様な国である。(クリントン国務長官)
民主党政権が在野の保守論客を防衛大臣に起用したが李明博の竹島上陸を“内政上の要請によるものだとの印象を持つ、内政干渉すべきでない”と確かに発言した。どう修正しても消えるものではない。期待をしていただけに遺憾である。民主党の体質と同じ似非保守だったのである。
尖閣諸島占有権を主張する台湾は中国と行動を共にしなかった。
そして外交部は高校生以上社会人も含め作文を募集するという。
テーマは尖閣問題について「私の見方解決法」
若者に一方的に誤った歴史認識を植付けるだけが教育に非ず。

以下は最近、日韓の間に起った事は李明博大統領竹島上陸行動計画の為の布石だったのか?
   6月、日韓軍事情報包括保護協定(秘密情報保護協定と表現するメディアもある。正式は?)の署名を反日感情を考慮して署名先延ばし。
   韓国は日本との間で物品役務相互提供協定の協議中断させる。
   韓国日本大使館新築許可申請下リズ(地上6階地下3階)高さで美観を損なうとの事、大使館周辺には20階前後の建物4棟あって、明らかに嫌がらせである。
   竹島で2008年からコリアカップ国際ヨットレース開催しており日本は今年初めて抗議する(米国人、ロシア人も参加)

日本国外務省及び出先機関たる大使館の情報収集、分析能力は最低レベルであり、政に活かされることはない。
丹羽宇一郎中国大使を交代させるとの情報だが何事も時機を逸する日本の政治風土そのものである。

2012年8月は殊の外熱い夏である!

参考:
2010年9月1日 第33回 日本の歴史外交危うし! Ⅱでは8月は熱い! 心まで・・・と記す。
2011年9月1日 第45回 日本の夏 2011年は悪寒の夏!のテーマで記す。
2012年9月1日 第57回の表題は、日本の熱い夏は終りぬ!

参考:中村粲著 大東亜戦争への道 
推める本:工藤美代子著 関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実は(朝鮮人の反日テロとの関係)