弊社スタッフが交替でお届けする、ときに鋭く世相を斬り、ときに緩やかにあなたを癒す珠玉(?)の時事エッセイ。お仕事中の息抜きなどにお読みいただけたら幸いです。

2013/03/01 第63回  日本のロビー活動!


2020年オリンピック招致候補都市は(東京、マドリート、イスタンブール)九月決定に向けて鎬を削っています。東京選定には高いハードルがある。特に国民の開催支持率に於いて一時50%を割り込んでいた。即ち世界から集う人々を歓迎するか否かという事である。
現在は支持率が上昇、候補2都市の支持率と遜色がない。
他の条件では優位にあり、四年に1回、東京開催は昭和39年、人生で二回の自国開催は今後難しくなる可能性が大きく、是非56年振りに東京でもう一度オリンピックゲームを観たいものである

オリンピック東京招致を実現させる為には、過去の発想を転換、パラリンピックを先行させることを提案。その理念を構築、高貴なる日本民族の思いを世界に発信すべきである。
何故か?説明は省く。皆さん思考して欲しい。
扨て、2020年オリンピックの28実施競技から“レスリング”が除外される可能性があると、日本人に突きつけられた。
25の中核競技から除外されるだろうと思われた“近代五種”“テコンドー”は残り、第一回以来存続して来たオリンピックの原点とも言えるレスリング競技が除外対象となったのである。多くの日本人は、この意外な現実に驚いたのである。
日本人の誰もが認める、日本のレスリング競技は今日迄世界の強国と互して戦い、注目され、結果を出して来たのである。

ロンドン大会でレスリング競技3連覇を果たした、吉田沙保里選手には国民栄誉賞を授与するほどの熱狂振りだったのである。(伊調馨選手も3連覇でしたよ!)
この熱気は国内に限られるが、この現象は世界のオリンピック関係者に情報伝播、思い思いの感情を抱かせ、何かを植付けたと考えます。
IOCの理事にアジアの国の人物が少数しか選ばれておらず、片寄った方向に推移する可能性を含んだ既得権益団体になっているのである。このIOC理事に対して、各競技団体lobbyistは存続を懸けて様々なアプローチを日常的に行っているのである。
これをlobbying(ロビー活動)というのである。

世界情勢の速い変化、スポーツ種目の盛衰等々歳月と共に万物は必然的に変化して当り前、既にスポーツの祭典オリンピックと雖も、世界の政治、経済と同様の論理で動いている事を島国の日本人は思い至らねばならないのです。
「世の中に正道が勝たないで、外に勝つものがあるのか、考えて見ろ!」(坊っちゃん)含蓄ある言葉であるが、漱石の時代に於いても現在に通じる不変の真理だと考える。過去から学ぶことの重要性は文学をも含めて広い分野に亘っているが、現代の教育指導理念に欠落している部分でもある。

ロビー活動が苦手、不得手な日本人は、戦前・戦後を通しても広義的解釈をするプロパカンダ作戦の出来ない民族である。故に狡猾な国々に踊らされ、判断を誤り、国家の危機すら招く結果に繋がるのである。

アルジェリアのガスプラント建設現場で起きたテロにより日本人10人に犠牲者を出した事件で視えたものは何か?幾つか挙げる。

海外公務拠、日本大使館は情報収集と宣伝活動の二大公務を実践する日本国益の最前線である。この点では国自身認識欠如である。この基本理念の徹底と組織作りと、それに適う予算措置を構じ、陸海空を擁する国防軍(先取りします)の安全保障対応とが国家防衛の根幹に関わることと認識すべし。

TPPへの交渉参加問題での日本政府の優柔不断な姿勢は慎重な熟慮からではなく、米国でのロビー活動の弱さと言うよりか情報収集出来ない結果からであろう。
2月22日安倍首相VSオバマ大統領会談はTPP問題のみならず、案件多く、注視した。結果は民主党政権下で崩壊した日米関係を修復、一歩前進したと考えるが、2期目のオバマ大統領は日本にとっては極めて手強い相手である故に、過去のような米国追従型姿勢では世界の中の日本の地位を確立する事は難しい。
自立する日本国を目指す事が「戦後レジュームよりの脱却」に道を拓くのである。
駐米日本大使館の積極的な情報収集と米国社会へのロビー活動(プロパガンダ作戦)は、ますます重要で日本の生命線である。

2012年夏のロンドン五輪男子サッカー3位決定戦で日本に勝った韓国の朴鍾佑(パクジョウン)が竹島の領有権を主張するメッセージを掲げた問題で、IOCはメダル授与を措置いていたが理事会で授与することに決めた。授与する為の条件は附足しで、IOCの現状反映であろう。ここにもテコンドー競技※1を存続させた韓国ロビイングの勝利である。

韓国は近年、売春のことを「性売買」といい「性売買特別法」で取締が強化されている。「韓国ほどお金で性を買うのがたやすい国はない」(韓国の東亜日報社説)といい、性売買女性は全国で40万人にのぼるという。(人口比で考えてみて下さい。恐ろしい数字です)
彼女達は「われわれは性労働者!労働者に働く権利を!」と抗議デモがある。又。性売買容疑で逮捕された女性が法廷で「成人男女の私的行為に法律が介入するのは違憲」と異議を唱える。この韓国社会であっても、戦前、さきの大戦で日本が「朝鮮などの女性を強姦、性奴隷にした」という嘘を前提に元慰安婦を表舞台に引っ張り出して、日本は悪い国だ!という世論を創り出す。
これを米国のニューヨークタイムズなど米有力紙も報道する。又、ニューヨーク州議会はこの慰安婦問題を「人道に対する罪だ」として日本を非難する決議を採択した。
この侭放置すると間違った歴史が米国で定着、日米関係を壊わしかねない。(産経、ソウル特派員記事より)
日本での元凶は、詐話師吉田清次の書いた強制連行でっちあげ本や※2や、朝日新聞植村記者(詐欺師で韓国艇身隊問題対策協議会元会長(女)の女嬪)の書いた記事や(朝日の体質)強制性を認めた平成5年の「河野談話」にある。
そして米国の動向の裏に1980年後半から、在米中国人・韓国人そして中共・韓国政府の執拗なロビー活動とニューヨークタイムズ(日本支社は朝日新聞ビルに入居しているらしい)はじめ日本有力メディアの反日プロパガンダの影響が大であることを日本人は認識しなくてはなりません。
NHK放送センタービルには中国国営放送局CCTV(中国中央電子台)日本支社が入居
この状況の意味分かりますか?!
はっきりしている事は米国内の反日プロパガンダの動きを、米国政府は容認さえしている事の結果は、中・韓への果てしなき譲歩となる。これも我々はしっかり学ばねばなりません。

◎鳩山由紀夫元首相“尖閣は係争地”
◎加藤紘一元自民党幹事長“射撃管制用レーダー照射はほんとうだったの・・」
◎山口那津男公明党代表“尖閣棚上げ”
これらの発言は言論の自由の国 日本国内では許されるが中国で発言することは許されないことである事を分かっていない。丹羽宇一郎前駐中国大使2月19日の発言は中国に籠絡された典型的な恥ずべき日本人である。これは中国側のロビー活動そのものである。売国奴である。

シナ大陸で排日反日を主導したのはアメリカの宣教師達で反日スパイとして、イギリス、アメリカの教会系の学校やキリスト教、青年会が排日運動を扇動する拠点になっていた。
シナ大陸に英米の教会は5800ヵ所、病院、薬局570、教会が創った大学・専門学校18、中学校350、小学校6000、幼稚園750ヵ所という膨大な施設群である。ここで「シナ人を苛めているのは日本人というイメージを流布した。」

アメリカは良い国で、日本は悪い国と映画を田舎町まで宣教師が持って行って上映。
対日戦争に非常に積極的だった「タイム」誌オーナー、ヘンリー・ルースは中国へ派遣された宣教師の息子である。
(アメリカはなぜ日本と戦争をしたか?対談西尾幹二×福井義高)より

アメリカがシナ大陸に野心を抱き、戦略を描き実行する為の人材を宣教師に求め、利用し、プロパガンダ作戦を敢行したのである。この威力を最も理解していた人物は中華民国蒋介石であり、夫人の宋美齢はアメリカで大掛かりなロビイング、プロパガンダ作戦を展開して、アメリカ国民の心を掴み、蒋介石中華民国を扶けたのである。そしてアメリカから膨大な援助を受け更に戦場に引っ張りだしたのである。事の善し悪しは別にして、激動する世界で生き抜き、生き残る手段としてロビイング(プロパガンダ)は必要不可欠な行動として現在も不変であろう。
中共の毛沢東もプロパカンダの重要性を十分識り尽していた。宋美齢の姉 宋慶齢は中共の副主席まで昇格した女性でこの体制の違う社会で姉妹が活躍できた裏の共通項はロビーイング・プロパガンダ作戦(スパイ活動を含む)を重視したアメリカの存在と共産国ソ連のユミンテルン組織である。

ロビー活動を広義に解釈すれば国を挙げてのプロバカンダ作戦である。他国の作戦によって我が国日本は望まぬ泥沼の戦いに引きずりこまれ、敗れ、否応なく戦後レジームが布かれたのである。
そして今日に至るも、その果実が 政、官、教育そしてメディアに定着し、中道に戻そうとする安倍晋三政権の姿勢を「右傾化」と非難する。故に海外メディアも同調するのである。駆逐しなくてはならない存在です。
如何とも仕様がない程、根深き左翼思考、日本人の病根である。

今、「戦後レジームからの脱却」を目指し、海外には英語を介して最大の作戦を展開しなくてはなりません。安倍政権では担当する部署と些少の予算を付けたが、消極的である。積極的拡大を以って諸外国に認識させる事が重要であるプロパガンダ作戦を遂行しなくてはなりません。日本国の矜持を“取りもどす”為に!
最後のチャンスです。

※1  ソウル大会で採用された競技で当時空手の亜流と謂われたが韓国は空手は朝鮮が起源と捏造した国家である。
※2  「私の戦争犯罪朝鮮人強制連行」三一書房(昭和58年7月)