弊社スタッフが交替でお届けする、ときに鋭く世相を斬り、ときに緩やかにあなたを癒す珠玉(?)の時事エッセイ。お仕事中の息抜きなどにお読みいただけたら幸いです。

2013/06/3 第66回  歴史認識問題は日本の課題なり!


 今、中共(中華人民共和国)朝鮮(大韓民国のことだが何れ北朝鮮が加わる)は、日本の歴史認識に対して、自国に都合の良い解釈、即ち自国は“善”で日本は“悪”とする捏造歴史認識を戈に世界に向け被害者然とし、正義漢振ってプロバカンダする狡詐な国家である。
中共・朝鮮が我が国に対して戈を振り回しても誰からも叱責されない。何故か?
隠れた盾をもっているからである。“米国”という盾を!

何故?何処から導き出されるの?
この“築城通信”では、その時々の問題をテーマに、日本という国を考えて来た。それは我々がこの愛する国日本が、世界の中で毅然たる起ち姿で尊敬される国家たらんと欲するからである。その為には日本が歩んで来た事実を多くの視点から検証、日本の背骨を大きく強くして行かねばならない。それが読み手に理解・認識の一助となり、次世代へ繋いで欲しいと希うからである。

 1945年8月15日、日本国が連合国から突き付けられたポツダム宣言を受託した日である。所謂※1大東亜戦争の敗戦日である。そして、その日から、それ迄営々と積みあげた努力の結果得られた文化を持つ我が国に、暴力的強権をもって米国を主流とする欧米型民主主義と呼ばれる異文化が移入されたのである。

『日本の社会は古くから真に民主主義的な考え方を持していた。ただし、それは無論、日本型民主主義に決まっている。欧米型の民主主義と、根本的に違うのは言うに及ばない。そして、それは一つの文化として国民の心に定着していた。ところが個々人をとれば、どの国でも不平不満がある。
日本の場合、導入された思想としての欧米型民主主義は、この不平不満を正当化しただけでなく、日本文化の持つ良い面を否定し、悪い部分だけを、ことさら暴きたてる理屈に都合よく使われた。欧米型民主主義など必要でない国に、それが導入された時の混乱が、そのまま続いているのが今日の日本の姿といえる。
免疫を持たぬ国に強力な病原菌が入って来たようなものだ。
それは日本人の従来の考え方に深刻な打撃を与えた。
その中の一つに、日本人が生きる上でも、又、物事を考える上でも、最も大切にしていた人生観がある。
それが“世間”である。
世間とは、すべての物事が人間との相互関係で成り立っている。
自己中心として他の人間との間も、歴史との間も、社会との間も、みな“世間”として捉えている。
均衡を保ち、我儘は最も嫌われる。世間という考え方に単独の個人はいない。
日本では、伝統的にすべての事柄を、この世間と呼ばれる「社会」で捉えていたので、この考え方を認識しない限り日本の混乱は解消されない。
欧米型の社会を“世間”と混同することによって従来の世間という文化が歪められたのだ』
『 』:執行草舟著「生くる」の世間についての一部から

 戦後も早、半世紀を過ぎ68年、日本は敗戦という国家として国際的に負の遺産を背負い零からのスタートを切った。そして苦汁を味いながら今日を築いて来たのである。その中でハードウェア部分では付帯するソフトウェアも含め、目を見張る躍進を遂げ、日本人の持つ緻密で妥協を許さぬ“ものづくり”によって経済大国になった。その過程で戦時中に多大なる迷惑をかけた諸外国に様々な型で支援を惜しまなかったのである。(特に中共・朝鮮に)
しかし、経済成長に比して日本人の心の拠り所は定まらず、歪んだ精神状態でさえ、その認識すらない社会即ち“世間”となっていたのである。従って“世間体が悪い”という日本人が培って来た文化をも現代は喪失してしまっている。

その根源は戦勝国占領軍(主体は米国)の日本統治にあったのである。
2008.9月第6回の日本の外交で日本再建(物・心)に重要な時期1945.8.15~1952.4.28のサンフランシスコ講和条約発効迄に日本国は厳しく言論統制され、縛られ、日本人は言葉を喪失したのである。以後、自縛・自虐思考は政・官・教育・情報界に深く定着したのである。米国の日本国弱体化政策は(極端にはペリー遠征1853年が発端かもしれない)永い時空をかけて遺伝子を組込んだんだろうか?!

日本国・日本人が絶対に為せない禁止事項を改めて掲げる。
SCAP(連合国最高司令官/部)が憲法を起草した事実への一切の言及と批判
連合国の戦前の政策に対する批判
軍事裁判(東京戦争犯罪法廷)批判
アメリカ合衆国に対する批判他に別項でソ連、イギリス、中華民国、その他連合国全般に対する批判(5項目)
占領軍に対する批判
満州における日本人の処遇(日本降伏後のソ連人及中国人による日本人捕虜および民間人の取扱いを指す)に対する批判
(日ソ中立条約を一方的に破棄、日本のポツダム宣言受諾可能性を知りつつ日本領土を侵略し、多くの日本人婦女子を凌辱し虐殺したソ連の先兵は犯罪人を充てたのである)
(シベリアへの強制連行、抑留は60万人とも100万人ともいわれる)
戦争擁護・国家主権・軍国主義・大東亜共栄圏・全的(日本の)プロバカンダの禁止(6項目)
朝鮮人に対する批判
ソ連と西側諸国との対立についてのコメント
親交(とくに連合軍兵士と日本女性との親密な交際を指す)に関する言及・批判
(多発した占領軍兵士の犯罪記事も書けなかった)
橋下徹大阪市長の慰安婦問題に対する発言は決して間違ってはいない。
しかしこの禁止条項にある様に敗戦国日本に批判されたくないから条項としたのであって、橋下市長の言及はこれに触れたのである。彼の発言は常に戦略は存在せず、思慮分別なく、勝手気儘に喋くるだけで、後で修正する困った人物である。橋下徹よ!安倍総理大臣が河野談話、村山談話の再考と・・・、日本国としての毅然たる姿勢を世界に正す為に、下支えする位の度量を示せなくて、なんで二大政党たらんとする党の代表ぞ!
又NHKをはじめとするマスメディアのこの問題に対する発言に何故“従軍・・・”を付けるのか?何処の国のメディアか?

これらの禁止条項は日本人の被占領民族としての言動に大きな影響を与えた事は紛れもない事実である。特にマスコミ・新聞・雑誌・書籍出版物には検閲があり、更に戦前出版された書籍の検閲、戦勝国に不都合な出版物は禁書としたのである。
この厳しい環境下で生き残った政治家・教育者・文化人・官僚が占領下から独立後、そして今日迄脈々と日本古来の文化を破壊し、日本の歴史認識の正統化を阻んでいるのである。
この浸透度は深刻さを増すばかりであり、それを熟知する中共・朝鮮と共に自国を貶しめているのである。何故なら彼らは左傾化人間だからである。
ここに歴史認識問題は日本の課題なりとする意がある。
「閉ざされた言語空間」は即ち悪質な覇権思想、行動を隠ぺいし日本国の弱体化への、改造期間であったのである。

朝鮮民族は古来与那人に支配された封冊属国であり、同類のアイデンティティを持しても不思議ではない。そして、米国が大陸の中華民国と、どの様に手を組み、手中に収め、更に世界制覇を狙っていた共産主義ユミンテルンと相互に利用しあい、日本と敵対し滅亡を図ったのか歴史が明らかにしてくれている。(米国の良い点があるとすれば、一定の時空を経過した後に真実を自らが明らかにするシステムがあることである)

日本人が歴史認識を語る時には既に「失われた言語空間」の影響で事実を公言できない環境になっていて、自虐的になっている事の認識すら喪失した各種集団によって事実の公言を制御され続けてきた。それは2008.4.1の第1回から今日迄欠かさず記述して来た「日本」を時をみて再読して頂きたい。

小生は、自己の生活時空にストレスを感じていないが、日本を取り巻く様々な問題では、我が国の確かな哲学・理念も見えず中共・朝鮮そして、その後に影の様にたつ理解に苦慮する米国の、日本貶しめ作戦には大いなるストレスを感じるのである。
これを解決できるのであろう安倍晋三総理大臣に大いに期待するのである。
世界の中で毅然として、尊敬される国になる為には日本国が辿って来た道を否定するのではなく、正しく認識し、世界に発信していく事である。そして決して内政干渉を許してはならない。

 今後、中華人民共和国との付き合いは戦略的互専関係のみにて行い、政治体制の全く異なる共産党一党独裁社会体制の終焉を導き出す事を日本の最優先課題とすべきである。
同じ土俵に乗る事が両国融和、関係改善の条件である。

朝鮮半島(南・北)は現状が続き、これからの日本が過去と同様の対応をする限りに於いては真の隣人関係は構築できない。
捏造歴史認識問題を外交カード、戈にする限りに於いては!!真の友好国になり得ない。

その証として2013.5.23産経新聞は韓国・中央日報は日本への米国が原爆を投下したのは「神の懲罰だ」とするコラムを掲載した。
安倍総理大臣が東日本大震災被災地視察で航空自衛隊松島基地(被災地でもある)を訪問した際、空自機に機乗した機体番号が「731」であったことを、細菌兵器開発部隊名称と同一だったと非難「日本は反省が足りない」
とし大空襲や原爆投下を神による「過酷な刑罰」であり
「日本軍国主義へのアジア人の復讐だった」と主張した。
非戦闘員への無差別の大規模殺傷という事実も(東京をはじめとする日本各地への大空襲・広島・長崎への原爆投下のこと)
「国家(日本のこと)を改造して歴史を変えた」と支持した。
「日本に対する火雷(爆撃)が足りないと判断するもの、神の自由だ」

韓国メディアも、民族もここまで来たか!勿論韓国政府はコメントしないが、内なる意は北叟笑んでいることであろう。需教の国というが現在の朝鮮は儒教とキリスト教の影の部分を併せ持ち、都合よく使い分ける国である。
◎民主主義の歴史(基礎)のない国が日本によって大きく改革されたが、日本の敗戦で戦勝国でもない、敗戦国でもない第三国とされた怨念か!
救い様のない哀しい国である。
国民の意思は多様化する社会だが“反日”“侮日”になると団結する国家である。
こんな国家と、どうして協調して仲良くなんて出来るの?
又、この中央日報記事をいの一番に表に出したのは産経である。半日、1日遅れでTVメディア・新聞が後追いする。(何の批判もないベタ記事程度である)
広島、長崎市長のコメントに怒りを感じ取れない。ましてや原発稼働反対、核兵器反対団体の怒りのコメントも聞かない。
韓国大使館へデモ!という話も聞かない。
これが進歩的文化人・市民と謂われる日本人の実体かも知れません。
歴史認識問題は日本の課題なり!
日本が抱える悩ましき歴史認識問題は戦勝国の仮面を被った国(当時、国家として存在していないので日本の戦争相手国ではない)の勝手な論理であり、安倍晋三の「戦略レジームからの脱却」は正にこの課題の克服にあり。長期的な国家の一大事業なり!

最後に※2石平(せきへい)氏のChina Watchから「謝絶」のすすめ
中国も韓国も事実上の「日本敵視政策」を国策の基本に据えているのだから、日本にとって厄介以外の何者でもないのである。
今から百数十年前、福沢諭吉翁は当時の清国と朝鮮を「亜細亜東方の悪友」と名付け、この両国との交渉を「謝絶するものなり」と提言した。21世紀になった今でも、この提言は依然、現実的な意味を持っている。
日本は今後、この2つの「悪友国家」との関係を根本的に見直すべきではないかと思う。できるだけ、彼らとは一定の距離をおきながら、両国を除外した国際大戦略を再構築すべきであろう。
アジア外交に関していえば、日本にとっての友好国家はいくらでもある。
インドやベトナム、タイやフィリピン、ミャンマーやモンゴル、それらの国々は日本との間で「歴史問題」「領土問題」などの厄介な問題を抱えておらず、中国の膨張を食い止めなければならないという日本と共通の危機感がある。
「亜細亜の良友」と連携すればよい。
又、「米・露・欧」の世界の3極との強固な関係を構築できれば日本外交の腰も据わってくる。
・中・韓以外のアジア諸国との連携
・米・露・欧の3極との関係強化
・環太平洋大経済圏の構築
この3つの戦略をきちんと展開していければ、世界の中の日本の立場は安泰なのである。
そうなれば中国も韓国も、日本にとって謝絶しても構わない国となる。

1大東亜戦争という呼称は当時の国家理念の結晶であり、これを敗戦によって太平洋戦争、第二次世界大戦と呼称する事を強制され今日に至る。

2石平(せきへい)
1962年中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒。1988年来日し
神戸大学大学院文化学研究科博士課修了。1986.6.4天安門事件発生して、中国へ戻れず、民間研究期間を経て評論し活動に入る。「謀略家たちの中国」など著書多数
H19年 日本国籍取得