弊社スタッフが交替でお届けする、ときに鋭く世相を斬り、ときに緩やかにあなたを癒す珠玉(?)の時事エッセイ。お仕事中の息抜きなどにお読みいただけたら幸いです。

弊社は6月末日を以って第28期を終了いたしました。
これ一重にお引き立て下さるお客様、そして多くの協力者のお蔭と社員一同厚く御礼申し上げます。


「築城通信」は月一回の掲載を堅守、6年3カ月78回を積んできました。
この掲載にあたり、それまで日常的に起きている内外の社会の出来事を※1“考えごと”として原稿用紙1枚~2枚位に纏めて記し、残してきました。月一回の掲載では扱いたいと思う話題が多く、1~2枚に纏めるのが難しくなるし、その才もない。
そこで月一回の為にテーマに対して枝葉を増やし、やさしく表現したり、参考資料を繙きながらするうちに自然と文量が増えていきます。
テーマの設定は、その殆んどを「日本の・・・」「・・・の日本」の如く、国の在り方は国への批判と支持になる。しかし、これすべて我々個々人に向けて、何も思考しない事への戒めであり、願望なのである。

2014/07/01  第79回  日本の安全保障政策は一枚岩か?!


6月の国会会期中の最大の懸案事項は“集団自衛権行使容認”に対する憲法解釈の確立、そして閣議決定することである。
これが連立与党の公明党の視野狭窄態度に涙ぐましい配慮をして閣議決定は7月以降にずれ込んだ。
公明党は本来護憲派集団で、半世紀前に政党誕生したと記憶している(調べればすぐ分かるが)そして時の政権自民党を批判する勢力であり、勿論、宗教法人創価学会の政治部門である。そしてそのプロバカンダ活動を推進する為に出版に力を注ぎ、特に市井で政権批判する小新聞(第一新聞社)の組織を全て抱え込んで聖教新聞が発行されたと記憶している。当初この新聞小社から国会議員が出ている。
この公明党は「集団的自衛権」は要らないと考える集団である。
自民党とは水と油。この関係の両者に真の合意はあり得ず、表面に浮いた油膜の要所要所を掬いあげ政局絡みの妥協で連立を組んできた。
日本の安全保障政策において両党の思想、哲学の違いは如何ともしがたい。

慎重姿勢を全く崩さぬ公明党が急に少し可笑しい?ぞ、軟化か?
それは
飯島勲内閣官房参与が米国での講演で、「集団的自衛権行使容認」を巡る自公協議から、公明党そのものの存在は「政教一致」で極めて問題がある。の発言に公明党の姿勢、幹部の顔つきの変化が隠れた要因であろう。
平成の初期、自民党は公明党の「政教一致」を追求する構えを見せたが、自自(自由党)公連立政権発足以降は、この姿勢が下火になって今日に至っている。
憲法第20条に抵触するという批判を鎮めたのは歴代の内閣法制局の「公明党の政治参加は問題ない」という憲法解釈のお墨付きを頂き、継続されていて、故に「集団自衛権行使を容認しない」内閣法制局の見解を“紋所”としていた政党が公明党である。
この悪しき慣習慣例を打ち破ったのは安倍政権の内閣法制局との関係是正であった。(これに左派メディア他同類集団は反対)(安倍政権で重用された小松一郎氏は志半ば退任後、病没)
日本周辺をはじめ世界各地で起きている不穏な動きを視野に入れずにいる国会議員(自民党も含む)リベラル派、左派、そして日本で今だに中心的メディアでいられる集団は「集団的自衛権行使容認」を否定する言語空間を創り続ける。(B層国民を誘導する強力な武器である)

“日本の若者を戦場に駆り出し、殺すつもりだ”大江健三郎、朝日新聞、テレビ朝日(古館)他、毎日、東京新聞、NHK、TBS等は五十歩百歩のスタンスである。

法政大学総長に就いた田中優子総長は(TBS関口宏=左派の広告塔で日曜日の報道番組サンデー・ジャポンを牛耳っている。この番組のレギュラーコメンテータである)の左派振りは視聴していただけによく分かる。
その総長は、
「泰平は武士たちが『生きがい』を感じにくい時代である。それが今の軍隊好きになる。軍隊は創造力のない怠け者が生きがいを感じさせてくれる唯一の組織かもしれない」
どうしてこんなに軍人を侮辱したがるのか、「創造力のない怠け者」という表現には強烈な憎悪が惨んでいる。(新聞記事から)
この様な人物が名門大学法政の総長?危うい大学にならねばよいが!大学教育のトップになる資格ありや?!

「平和という言葉を何百回も唱えても(お題目?)平和は来ない。
誤解を恐れずに申し上げれば「平和」とは悪事を働く武装集団よりましな武装集団が圧倒的な武力で制圧し悪事を働けない状態にすることで初めて回復されるのだ」(足と眼で世界を見聞する外交評論家 宮家邦彦)
日本国周辺の領海、領空を守る為に海上保安庁、各自衛隊は日夜緊張感、危機感を持って国を死守していることに情を馳せることもなく、平和を唱える美辞麗句を並べ、真実、事実を報道せず、歪曲して世論を煽動する思想を持つ集団が蔓っていることを認識しなくては何事も始まらない。
嘗て、自由民主党で権力を行使してきた河野洋平、古賀誠、野中広務、加藤紘一など、又新しき者として野田聖子総務会長は左翼系、共産党系メディアで安倍晋三首相を批判する態度などは党籍剥奪に値する。
日本の安全保障政策の立て直しを阻む抵抗勢力は与党の公明党と自民党の幹部、影響力を保持する元幹部なのである。

政治家には劣化した思想に根ざした自己保身で政局を乗り切ろうというよりか、嵐の通り過ぎる姿勢で少しだけ悪口を言う輩が多勢いる。際たる者は民主党政権時の残党達である。
「駝鳥の頭隠し」砂嵐がきているので地面に頭の入る程の窪みを掘り、頭を突っ込んで砂嵐が去るのを待つが如し。
周りを見渡してごらん!民主党政権時の偉そうな顔付を思い出してごらん!
こんな連中に国政を委ねた愚者は誰だ!

東日本大震災原発事故での菅直人元首相の初動指示の誤りは今だに解決への道が開けない最大要因である。
国営諫早湾干拓事業(自民党推進)の堤防排水門の開閉事案は自治体の対立、農・漁業者間の対立で裁判結果の司法判断が分かれ菅直人元首相が正しい決断が出来なかった故に、政府は今、袋小路に陥込んでいる。(開門して49万円/日、閉門していても49万円/日、年間1億7,000万円の公金支出)
税金が日々消えて行く!

「事に臨んでは危険を顧みず、身を以って責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえる」

自衛官は志願制で入隊に際し上記「服務宣誓」をする。
防衛省キャリア官僚、防大学長、国会議員にはこの義務はない。
以下は安倍晋三総理大臣兼自衛隊総司令官による防衛大学卒業式の訓示をその侭記す。

3.22 防衛大学校の卒業式の安倍首相の訓示は、今迄に例をみない情熱に溢れた充実した内容でした。(柿谷勲夫、防大卒、西部方面武器隊長、防衛大学教授歴任)士官学校での訓示=国防に関する施政方針演説と位置付けられる。
主要部分を記す。
※2  『内閣総理大臣、そして自衛隊の最高指揮官(最高責任者でもある)として一言申し上げさせていただきます。
今日は22日、15年前の11月、中川尋史空将補と門屋義廣一等空佐が殉職したのは22日でありました。
まずは、諸君と共に、お二人のご冥福を心よりお祈りしたいと思います。
突然のトラブルにより、急速に高度を下げるT33A、この自衛隊機から、緊急脱出を告げる声が入間タワーに届きました。「ベール、アウト」しかし、そこから20秒間。事故の直前まで二人は脱出せず機中に残りました。
眼下に広がる、狭山市の住宅街、何としてでも、住宅地への墜落を避け、入間川の河川敷へ事故機を操縦する。
5,000時間を超える飛行経験、それまでの自衛官人生の全てを懸けて最後の瞬間まで、国民の命を守ろうとしました。
自衛隊員としての強い使命感と責任感を私たちに示してくれたと思います。
       「雪中の松柏、いよいよ青々たり」・・・
今ほど自衛隊が国民から信頼され、頼りにされている時代はかつてなかったのではないでしょうか。
・・・自衛隊を頼りにするのは、今や日本だけではありません。
・・・日本を取り巻く現実は、一層厳しさを増しています。
緊張感の高い現場で、今この瞬間も、士気高く任務にあたる自衛隊員の姿は、私の誇りであります。

南西の海では主権に対する挑発も相次いでいます。北朝鮮による大量破壊兵器や弾道ミサイルに脅威も深刻さを増しています。
日本近海の公海上において、ミサイル防衛のため警戒にあたる、米国のイージス艦が攻撃を受けるかもしれません。
これは卓上の空論ではありません。
現実に起こりうる事態です。その時に日本は何もできない、ということで本当によいのでしょうか。・・・
平和国家という言葉を唱えるだけで、平和がえられるものではありません。
もはや、現実から目を背け、建前論に終始している余裕もありません。
必要なことは、現実に即した具体的な行動論と、その為の法的基盤の整備。
それだけです。
私は現実を踏まえた行動論と、そのための安全保障政策の立て直しを進めてまいります。
最高指揮官として、大切なお子さんを自衛隊に送り出してくださった皆さんに(父兄)、この場を借りて心から感謝申し上げたいと思います。
お預かりする以上、しっかりと任務が遂行できるような万全を期し、皆さんが誇れる様な自衛隊に育てあげることを、お約束致します』

朝日新聞、NHKも何故か冒頭の処※2はCutして報道した。

2006.9-2007.9第一次安倍内閣時の前後に、500件以上の“考えること”を記してきた。それは今、捲って驚くことはひとつ、世界が大きく変化しているのに、この日本は殆んど変化なく、何事も中途半端で繰り返すのみ。唯一変わったことは、
安倍晋三が孤軍奮闘している姿である。社会に批判なき事など「ひとつも無い」が「戦後レジームからの脱却」の歩みなくして、未来に向かう日本の姿など描けない事を何故、多くの国民は理解できないのだろう!

成文法をもっている188ヵ国中で平和主義条項を持っている国は158ヵ国にのぼるが集団的自衛権の行使は禁止していない。(西修駒澤大学名誉教授)
個別的自衛権のみで自国防衛可能な国は:米国、中国、ロシアのみである。
イスラエルにとっての自衛権は国家存亡にかかわる。
アラブ側が一致団結して集団的自衛権を行使すれば、イスラエルも勝ち目がない。
イスラエルが集団的自衛権を待っていても行使しなかったからこそイスラエルの安全が保たれると言っても過言ではない。
「法的根拠の再構築に関する懇談会」(法制懇)の結論も集団的自衛権の行使を主張しているのではなく、いざという時のために行使できるようにしておくべき、とイスラエルの歴史は直にその事を示している。

※1  2007年初頭に記した“考えごと”2件添える。
①   安倍政権の課題は憲法改正、教育基本法改正、歴史認識と戦後、後生大事に理念もなく守ってきたものを普通の国のそれに戻すことです。
その期待を担って登場したのですが、すでに腰砕けの感じは否めません。
政治家としての発言は極めて重いものゆえ、一政治家であろうが役付であろうが、総理であろうが個としての繋りは確と存在するのです。喩え、総理として発言するにしても、自らの理念の範ちゅうから発したと解かる内容であって欲しい。
祖父岸信介元首相はA級戦犯ですが、国際法に順じ、釈放されたのであり、国内法においては罪人ではないのであります。釈放、名誉回復、軍人恩給等すべて国民4,000万人の署名のパワーが存在するのです。当時の社会党も自由党、民主党の区別なく国民の総意です。
昔、自民党を割って出た小沢一郎に期待していましたが時代と共に、この程度か?という感じであります。国外に対して日本を正しく伝える能力に欠ける。
民主党の“団子三兄弟”は皆代表経験者ばかりですが、さしたる功績も挙げておらず、三人寄ってもどうってことありませんネ。期待外れ。
野党でいる分には弊害ありませんから、その侭にしておきましょう。
社民も共産も国民の支持が薄いのに一丁前に意見をいう機会は与えられ、民主主義の有難さ、わかっていないだろうネ。
これもそのうち消滅するイデオロギー集団です。
困ったやつは公明党、一宗教集団が人個人レベルで扶助しあうなんていう活動位なら大いに結構だが、国政迄参加、しかもキャスティングボードを握ったかのように国を左右する問題で政権を歪めて行く事に大いに怒りすら憶える。
上記問題で保守本流と意を同一にしているとは思えない。
ただただ権力を握っていたいんです。嫌な人種達です。
創価学会=公明党誰がみても同じだ。政教分離に反する。

・  米国の大学教授会(AAUP)は米国の大学に対して中国の政府系の文化機関「孔子学院」の設置を改めて検討するように求めた。115ヵ国440校AAUPは中国国家の手足として機能しており、学問の自由が無視されていると。

②   孔子、孟子等中華には優れた思想家がいました。小泉首相も行使の言葉を喩えて答弁などしています。中国の現在で孔子、孟子の教えは文化として通用しているのでしょうか?
論語半分で政治が行えるとされれば共産党は危険視するでしょう。戦前の中華(清)時代孔子の墓はぞんざいと扱われていたとか。
又、清帝5代の墓も傅儀の時代に暴かれ、シナ人の特質が表れています。傅儀が先祖の郷里満州に帰りたくなったのも閉塞され自分の周りすべてに失望し、日本公使館に逃げ込んだんです。自らの意志で満州国を日本の扶けを借りて作った。(最後は日本国を裏切った)
孔子、孟子、孫子等々の思想は日本でこそ一番理解されているのではないでしょうか?
又、時代、時代に、このような人物が傑出した背景には中華5,000年の歴史、即ち常に乱れた社会が存在していたからではないかと考えます。
日本を視ても敗戦が境目となって、戦後著名な思想、哲学者は生まれたでしょうか。
平和で経済成長のみに吸々としている社会環境からは生まれにくいでしょう。
そう考えますと60年を節目に、大東亜戦争を正視し日本人のアイデンティテーを見直す良き時期かも知れません。そんな時に例えはMeng(孟子)の「敵国外患無き者は国恒に亡ぶ」敵対する国一ツ持たない(でおこうとする臆病な)国家は国民全体に警戒心なく気持ちがゆるんで滅亡する。という意、現代の日本国家そのものかも。

・  中国が外国に作る団体に「政治目的なき組織などあり得ない」
1953年中国共産党主導の極東コミンフォルムは、北京郊外に日本人革命家を育成する学校を作り、一説には2,500人もの革命家を育てた。 彼らはその後、中国と戦争になったら日本が敗北するように全力を尽くすべく、政界やマスコミ、官僚など日本の各界に潜入した。
その一人が細川内閣官房長官M.Tだと言われている。(樋口恒晴記より)