弊社スタッフが交替でお届けする、ときに鋭く世相を斬り、ときに緩やかにあなたを癒す珠玉(?)の時事エッセイ。お仕事中の息抜きなどにお読みいただけたら幸いです。

2015/05/01  第89回  歴史戦を闘い抜け!日本!


日本国にとってこれからは不愉快な秋(とき)になるだろう?!


「終戦70年…」「戦後70年…」そして「ロシア(旧ソ連)戦勝70年」。
「抗日戦争勝利70周年」、※1「反ファシズム戦争勝利70年」、「反ファシスト戦争勝利」等々、又、反日を目的化した式典「韓国国権を回復した日(光復節)1945.8.15」と耳障りである。
隣国は2015年を日本を貶める為にあらゆる機会、手段を利用し、プロパガンダ戦略を以って歴史の事実を歪曲、捏造し、世界にそれを拡散させようとしている。


この2015年は、今突然やって来たのではなく、時は流れに逆らわず、来るべくして迎えているのである。しかし、解り切っているにも拘らず、これらの日本を貶める戦略に日本はどう対応しようとしているのか?
全く視えてこないのである。


例えば、「安倍晋三首相戦後70年談話」に有識者が議論した「ご意見」を参考にするとして作った「21世紀構想懇談会」の座長に西室泰三日本郵政社長、座長代理北岡伸一国際大学長(元日中合同歴史研究会日本側代表・これも失敗人事だった)を政府が選んだことすら大いなる疑問であった。それが事実として、北岡伸一座長代理は度々メディアに露出、日本は「侵略戦争をした」と談話に入れるべきと託宣した。
これが批判されると
「50年談話にこだわる必要はない。言う事が多少違うのは当然だ。100年、200年経っても戦後50年の村山談話と同じ言葉を使うという議論をするのか。謝罪の為に談話を出すのではない。我々自身が過去を振り返り、どう未来に生かすかという姿勢で臨むべきだ」と言い換えた。
これが日本政府が重宝がる有識者の実体です。
中華人民共和国(中共)、大韓民国(韓国)は言うに及ばず国内においても「70年安倍談話」を索制する者が大勢メディアに登場する。村山富市、鳩山由紀夫、細野豪志等々。委員の中には期待する人も参画しているので、懇談会では「戦後レジームからの脱却」に知恵を出して欲しいと切望するものである。


5月3日、旧ソ連の第二次世界大戦での欧州戦線勝利を大々的に祝うという。ソ連はナチス・ドイツと秘密裏に欧州戦線を開き、他国を侵略し分け合い、戦禍を拡げ、そして反目し敵同士となり、攻防を重ね、米国と共に連合軍として勝利に貢献したことは、歴史の事実である。
戦果として東欧に共産主義国家を誕生させ強権を行使した。しかし日本国との関係においては、当時失効していない「日ソ中立条約」を無視。更に日本国の敗北を確信しながら、スターリンは北叟笑みながら1945.8.8 日本領土を侵略、戦利品として千島列島及び南樺太を奪ったのである。先兵は犯罪受刑者の群であったのだ。そして満州国を含む日本領土から夥しい数の日本人(朝鮮人も含む)を拉致、強制連行、過酷な自然環境の中、強制労働を強いられ犠牲者を大勢出した。
(60万人拉致、6万人死亡という数字は正確なのか。今後の課題である。)
認識しなければならない事、収容者の中から多くの共産主義者を洗脳によって作り出し、大事に生かされ、日本に送り出したのである。
日本国の共産化(赤化)の尖兵として!
旧ソ連の所業は当時の国際法に抵触する重大な犯罪行為である。

地球規模の戦禍であった第二次世界大戦で日本国が直接関わった戦は、太平洋戦争、大東亜戦争であり、欧州戦線ではない。
故に、日本国にとっては明らかに侵略国の旧ソ連(ロシア)の戦勝記念日にノコノコ出掛ける筋合いは全くない!


招待された朴槿恵韓国大統領は欠席、代理を送って済む問題ではないと思うのだが。
何故って? 当時、良否には関係なく、朝鮮半島は日本が統治していたのであって、日本と同等の立場であったのである。現在の立ち位置で思考するのではなく、当時の状況下で考えることが歴史の事実認識することになるのである。
やはり、韓国は狡猾な国である。
どうぞ! 勝手にお祝いしてやって下さい!!


未だ原因究明も進まぬセウォル号沈没事故。
沈没したセウォル号を引揚げろ!という声に押され引揚げるらしい。(2015.9 開始と決定)
220億円かかるそうだ。サルベージ技術では世界最高技術を持つ隣国、日本を飛ばし欧米の企業を選定するらしい。
事故当時、日本の支援申し出を断った韓国。救い様のない国だ!
平成27年度版「外交青書」で日韓関係の記述は、外務省HPで使われていた「我が国と、自由と民主主義、市場経済等の基本的価値を共有する重要な隣国」という表現を削除した経緯もあり、当青書からも削除している。
頷けるネェ!
序に、「近隣諸国条項」も撤廃すべし!


中華人民共和国(中共)(中国は中華民国を指すのである)は、2015.9.3(日本国が降伏文書に署名したのは9月2日)「反ファシズム戦争勝利70年」「抗日戦争勝利70年」とし、大規模な軍事パレードを実施、大々的に祝うという。
何故か、日本政府にも招待状を送付するらしい??
現在、村山富市元首相(91歳)は出席する意志を示す。
このじ様は日本人か?
北朝鮮による日本人拉致被害者救出の為に一滴の汗も掻かなかった元宰相である。
日本人の心を棄てた人で国籍は何処か?
他にもまだまだ居る!元首相の鳩山由紀夫、菅直人、宮澤喜一そして元自民党総裁河野洋平等々。
こんな輩は、戦後GHQのWGIPに洗脳され、前述したソ連帰りの共産主義者と共に、この日本“ごまん”と居たのであり、その流れを継ぐ人達がネズミ算式に増殖した社会環境が今の日本である。
その例として、国の安全保障の分野の一つ、エネルギーの原発問題で高浜原発再稼働差し止めを求めたたった9人の(申立人はなぜか大阪府在住)市民プロと同類の弁護団の声に司法が思想的に便乗した。(4月14日決定)

福井地裁裁判官は人事異動となり、後任も含め他の裁判官はこの案件で決定に関わりたくなく?前任者に継続関与させた。
これは責任逃れでは?


こヽで明確にしておくべき歴史の事実!
国際連合の議長国中共が主導した討論会で王毅外相の演説内容を爼止に、それに反論する。


「戦後70年間、国連の創設メンバーで、安全保障理事会常任理事国の中国は常に国連憲章の精神に従い、国連の役割を支え、平和安定を守ることに尽くしてきた。今日開かれた討論会が「反ファシスト戦争勝利」と国連創設70年の記念の序幕となることを望む」


「反ファシズム戦争」「歴史を鑑に」日本糾弾のキーワードだ!
何という傲岸不遜な態で虚偽に満ちた演説だ!


日本国が第二次世界大戦で敗北したのは、日本列島の東側、太平洋地域で米国中心の連合軍と戦った太平洋戦争である。
列島の西側、支那大陸、東南アジア地域での大東亜戦争は果たして敗北だったのか?
同時進行した戦は連合軍に降伏した結果、すべての地域で武器を放棄して勝者(連合軍)に順じたのである。
支那大陸でも自動的勝者は欧米諸国に支援されていた蒋介石国民党政権で中華民国として国際社会で一応認められていた政府である。
当時、ソ連の独裁者ファシストのスターリンの手下であった共産党ではない事は歴史の事実で動かしようもない。
ましてや清朝滅亡後の大陸は匪賊に近い軍閥が群雄割拠し、人民が苦しめられ無視されていた乱世であったのである。共産党もその一集団に過ぎなかったのである。
こうした社会は当時の強国の草刈り場であったのである。
ドイツでさえ、国民党を支援した時期もあり、日本は苦しめられた。
戦後、中華民国は国際連合創設1946年のメンバーとなり戦勝主要国の常任理事国(米、英、ソ、仏、中華民国)となったのである。
即ち、国際連合とは第二次世界大戦勝利国の集団であり、その精神は今も変わらず、日本、ドイツを「敵国」扱いしているのである。
この敵国条項を国連憲章から削除させなければ、日本の国連での地位は※2多額な税金を投入しても不安定なリスクそのものであることを認識せよ。

戦後間もなく、東西冷戦(第三次世界大戦という位置付けは正解だと考える)が激しくなり、ソ連に全面的支援を受けた共産党が勢力拡大、国民党政権との内戦に発展。国民党政権を直接支援する国なく蒋介石国民党は崩壊。
1949.10.1 中華人民共和国として共産党毛沢東を主席として成立。
1949.12.9 共産党に敗れた蒋介石国民党政府は台湾台北に遷都(敗走)


・ 日本の敗戦後、台湾は米国の統治に朝鮮半島は南北に分断し米国、ソ連が統治する。

そして
1948.8.15 南の大韓民国(初代大統領李承晩)成立
1948.9.9 北の朝鮮民主主義人民共和国(初代主席金日成)成立
この4ヵ国成立以前の戦争中、東南アジアに進出した日本は欧州の侵略国である宗主国を追い払い統治。旧宗主国とは違う政策をもって独立国へ誘導したのである。


1945.8.17インドネシア独立宣言 経緯、背景は省く。
1946.7.4 フィリピン独立
1947.8.15インド独立
1948.1.4 ビルマ共和国成立

1950.6.25 朝鮮半島で東西冷戦構造の代理戦争が始まるのである。
北朝鮮が中共の後楯を得て、南を侵略。(人民解放軍参画)
1951.2.1 国際連合は中共を侵略国と決議。

中華人民共和国の国際連合加盟は1971年である。
東西冷戦(第三次世界大戦)は欧米民主主義国と共産主義国との対立であり、深刻な状態が長い間続いたのである。
当時のニクソン米大統領はソ連の脅威に対峠する為に、又、ベトナム戦争から撤兵を考えている背景もあって、戦後復興著しい日本に安全保障面で協力を要請したが既に左派リベラル勢力で戦後レジーム体制にどっぷり浸かっていた日本は協力を断ってしまったのである。
ニクソンは日本を飛び越し中華人民共和国に急接近、担保するのは中共の国連加盟と常任理事国の椅子、そして、中華民国(中国)の国連追放であった。
従って、台湾追放、中共の加盟は米国の変節と中共の戦略の勝利だったのである。
1972.2 ニクソン大統領訪中、米中国交正常化へ向う。
日本は1972.9 田中角栄首相訪中、日中国交正常化へ向う。
こうして日本は何かにつけ中共の思惑の中で友好の名の下で戦後レジーム体制が益々機能して泥沼に陥るのである。

1989.6.4天安門事件
1989.11.9 ベルリンの壁崩壊
12.3米ソ首脳会談で東西冷戦終結宣言(ソ連崩壊)

この時、瞬間に日本が国として戦後レジームから脱却する重要な機会であったのだ!
脱却できなかったのは再三言うが日本に蔓延る左派リベラル連合の勢力の根強さ故であったのだ。


現在はパワーバランスの崩壊によって国益の衝突が地球規模で起こり収拾困難な時代となっている。その渦中にあって敗戦70年も経とうとしているのに70年~100年前の歴史を歪曲・捏造して歴史戦を仕掛けてくる隣国。対して日本は歴史の事実を世界に向って発信する覚悟を持たなくてはならない。
安倍晋三首相は4月下旬訪米、米国上・下院合同議会で演説するチャンスを得た。
2015年、敗戦70年という日本の岐路にたつ事を自認し、将来に向かう日本国民の情(こころ)を矜持を保ち堂々と発信してほしい!
日本を貶めようとする隣国に言質を与えることなく!
(アジア・アフリカ会議での安倍首相のバンドン演説は自虐的内容を排し未来志向で、安堵!)
中・韓に意図的な世論戦、心理戦の基、歴史戦に対しては、ひるむことなく反世論戦、反心理戦で応じ歴史戦を闘い抜き心ある言論人を海外にも求め、「過去からの攻撃」に対しては、自由民主主義の共通の価値観をもつ、国際協調を拡げていく体制作りを早急に固めなければならない。
これが次世代へバトンタッチする多くの大人世代の責務である。


1 「ファシズム」という用語の起源となった象徴的な人物は、ベニト・ムッソリーニ(政党はファシスタ党)で欧州共産主義の次代を担う存在といわれていた。
彼は労働者階級の国際連帯など幻想で、生産手段のあくなき国有化は国力の衰退を招くと考える。
資本主義のエネルギーも利用した国家主義的独裁を打ち立てるべきと考えた。
「ファシズム」の最大公約数的な定義は、資本主義のエネルギーを抑制体制活性化のために利用。自由な言論や議会制民主主義を否定し、ある国家宗教的理念を体現した指導者が束になって(イタリア語でファッション)つき従うという原理、ファシズムの特徴の一つである。

ファシズムに偏執的人権主義が加わったのが⇒ナチズム
その上に際限なき拡張主義が加わったのが⇒ヒトラリズム
自集団を頭部と位置づけ有機的な支配拡張を図る⇒帝国主義


一言で言えば中共は「帝国主義的なファシズム国」と言える。
(島田洋一福井県立大学教授)
中華人民共和国の誕生の経緯、朝鮮戦争、チベット、ウィグル、内モンゴルの侵略、革命の輸出(共産主義)インドネシア、カンボジア、ベトナム、そして紛争はインド、南シナ海において進行形である。


この流れを創り出したアメリカの32代大統領フランクリン・デラノ・ローズベルト(任期1933.3.4~1945.4.12)まで逆登って、歴史の事実を学ぶことで日本国はファシズム国家ではないと言い切れる。そして反論をしなければならない。
イタリアは何んと!!ムッソリーニが率いたファミスト党からの解放を記念する「解放記念日」の式典を祝った。とある。驚きで言葉もない!


2  ・ 国連人権委員会(47ヵ国で構成)
北朝鮮の人権侵害を厳しく非難する日本+欧州連合提出の新たな決議案(拉致解決を求める)に反対したのは中共、ロシア含む6ヵ国
棄権14/47(中共の顔色を窺う小国多し)

・ 国連向け分担金(億円、%)

通常予算(2015.1-12)PKO予算(2014.7-2015.6)
794億円22.00 ・米国2,911億円28.36GDP.NO.1
35510.83×日本1,11210.83
2357.14×ドイツ7407.21
1845.29・フランス7337.14
1705.18・英国6856.64
1695.15・中共6816.64GDP.NO.2

・常任理事国  ×敵国条項対象国(利用されているのみ)



最後に「粛々」の使い方を表わした漢詩を安倍晋三内閣及翁長沖縄県知事に贈る。