ときに鋭く世相を斬り、ときに緩やかにあなたを癒す珠玉(?)の時事エッセイ。お仕事中の息抜きなどにお読みいただけたら幸いです。

2019/05/07 第137回 御代替わりに日本を想う!


「平成」から「令和」、移り行く御代替わりの歴史的な事象に巡り合えることに、感懐すること記述するなり。


2019.4.1に次代元号※「令和」が発表されて日本社会は、一種騒々しい祭のごとくの様相を呈していた。
マスメディアの過熱した報道、情報社会における“何でもあり”の「号外」のネット競売、ドメイン売買等々、非常識とも言える話題に事欠かながった。


今上天皇(記述の4月現在)の“生前退位”声明の“誠”を日本国民はどれほど真摯に受け止めたのだろうか。
法律を新たに成立させて実現する一代限りの御代替わりは、今を生きる国民にとっては初めての出合いである。
昭和天皇崩御時の厳な儀礼事との異なりを想するに“生前退位”は日本国の時代を繋いできた日本の底流に流れる国の容を大きく変貌させる要因となるように思うのである。


元号決定までのプロセスに於ける決めごとは、情報公開しない建前を貫き通したのだろうか?
情報が何処からか漏れ、マスメディアを喜ばしたのである。
しかし、最終的決断をした内閣総理大臣安倍晋三が国民に向って説明会見を設定したことは正しい選択肢である。
それでも、一部野党は会見にすら文句を唱えた。
誠に以って「不敬」極まりなき態度である。


日本共産党(民主主義国家で共産党という政党名を維持する国は、日本、フランスのみであり、共通点ありや!)は、天皇のご存在自体を否定する政党であり、立憲民主党にも同類が大勢隠れている。


憲法は、国家を統治する基本を定めた法であり、冒頭の1章1条-8条に天皇に関する条文が掲げられている。
前述の左翼政党は、この1章を否定し、次にくる第9条は護れ!と極めて矛盾した態度に終始するも、表立って第1章を否定することは絶対にしない。
即ち、国家、国民に対する“面従腹背”という態度が容認されてしまうこの社会に、彼らは国民が納めた血税で禄を食んでいる。「傲慢不遜」の輩たちである。


嘗って、この欄に載せたことがある憲法について、英文化されているのは何故か?
日本国が大東亜戦争で敗北、連合軍(米国主体)によって占領・統治され、その占領軍によって日本国憲法は与えられたのである。
敗戦後の日本の最重要課題は“天皇の存続”であり、認められることによって与えられた憲法であり、その意図は第1条-9条、そして前文に明確に表わされている。
この憲法制定時、共産党は第9条に真向から反対したのは紛れもない事実である。
第1章の存在は、天皇は戦争犯罪人に指定されなかった事実であり、韓国の国会議長文喜相の「今上天皇は戦争犯罪人の息子」発言に、政府は厳しい反論を以って反撃に出なければならないのに、国民が納得する行動はなかったのである。
「日本国には戦争犯罪人は存在しない」という論理を国として確立し、何処からも言及される謂れなき姿勢を貫け!
これが次世代に対する大人たちの責務である。


憲法制定時、共産党は第9条に真向から反対したのは紛れもない事実である。
占領軍司令官マッカーサー元帥は、共産党を合法として認めたが、戦後混乱期において、革命思想を主体とする左翼勢力は1950年6月朝鮮戦争勃発にあわせ、日本国内で騒乱事件を起こすのである。その時代、共産党左翼勢力の下で事件に加わった勢力の一ツが在日朝鮮人団体であったことは既成の事実だが、国民は学んでいない。
又、彼らの多くは、その後“黒社会”へと流れていったのである。


マッカーサー元帥は、共産党について「法的保護に値するか疑問である」と声明を出し、共産党中央委員会・徳田球一など24人の公職追放を断行した。
そして、時の首相、吉田茂に非合法化法案を策定を委ねるも、吉田茂は実現させなかった。
後年、吉田茂は「実行しておけばよかった」と後悔したという。
そして今想えば、痛恨の極みであり、もし、はないが、共産党非合法化法が存在していれば、日本は大きく変っていただろう!


日本国憲法制定は、占領軍民生局長ホイットニー准将の下、チャールズ・L・ケーディスが主体となって作成したものである。
今から30年ほど前に憲法学者西修(駒澤大学名誉教授)は、渡米、ケーディスら憲法作成に携った人たちに会ってインタビュー。
その折々、異口同音に驚きの言葉は:
「未だあの憲法を使っていたのか!」
「それも一字一句変えもしないで!」
制定後数年で変えるものと思っていた!とも聞かされたと証言している。


共産党の綱領にある「天皇制の存廃は」憲法1章1条の「主権の存する日本国民の総意に基づく」をイデオロギーに添う解釈をし、国民をその流れに導く活動をし、機が熟す情勢に至る迄待つということである。
その為に、共産党は300,000人の党員、10,000の支部、1,100,000人の「赤旗」購読者、共産系労働組合員1,000,000人という組織の牙を隠し、ポリティカル・コレクトレス的問題を前面に押し出し、左派的政治運動化している。


北朝鮮は民主主義国家ではなく、共産党は仲間ではないのか?
日本国民がその北朝鮮に拉致されても、共産党国会議員はその関連部会で誰一人、言及する議員が存在しないという、嘘!のような本当の話だそうです。
関心がないのです。多くの国会議員も!!
救出するのは誰!いざという時には自衛隊員しか頼れる人は存在しない。
その自衛隊の存在すら認めない国家は、周辺国からの嫌がらせにも耐え、反論も出来ず、日本国が世界の国々から、彼の国の歴史婉曲、捏造の拡散にのみ込まれ、修復不可能な時点にあることを認識しなくてはなりません。


日本国元首相:鳩山某、菅(直)某のように国を貶しめて平静で生きられる日本社会はやはり“面従腹背”的人種に、長きにわたり育んできた伝統的社会日本の容は、浸蝕されているのだと思わずにはいられない。


平成時代を「低欲時代」と表現した著名人がいたが、的を射たものと重く受け止めている。
あきらめの時代だからこそ、世論調査では、「満足」12.2%、「やや満足」62.5%と四分の三の人達が満足しているとでる。
これは、あきらめによる満足である。


安倍晋三首相!
混乱している世界の中での日本:危機的状況にある。
首相として退路を断った決断で、大胆な改革を強力に遂行できるはず。
首相在職歴代最長を誇れるまでには、乗り越えるべき課題山積です。
首相が描いていた戦後社会の悪弊を糺し、国民を経済的、精神的に豊かにする責務を果して頂きたい。
最近の首相の姿勢は彎曲してきたのではありませんか!
今の儘では衰退への道を歩んでいる事を認識すべきである。


4月29日、昭和天皇誕生日に安倍晋三首相と共に今上天皇の靖国ご親拝スケジュール聞かれず、千載一遇の機会を逸し、慙愧に堪えない。


「平成」から「令和」への新しい時代、「一世一元」の繋りは、日本国の継続なり!
この秋(とき)、政治に携わる人達をはじめ各界指導層が変わらねば、日本国は熔解するだろう!



※「初春の令月にして、気淑(ヨ)く風和らぎ、
梅は鏡前の粉を披(ヒラ)き、蘭は珮(ハイ)後の香を薫(カオ)らす」



参考:近現代史研究家 福富健一 論考
「日本共産党“ソフト化路線”の嘘を暴く」